先日、佐渡にて再生可能エネルギーに関するイベントが開催されました。
■再生可能エネルギーって?
再生可能エネルギーとは、石油やガスといった消費物ではなく、太陽光や風力といった自然に優しいエネルギーのこと。最近のエコブームに加え、エネルギーを外から運んでこなくてはいけない佐渡(や日本)にとってはとても大きな関心なのです。
イベントの前半は、デンマーク、サムソ島における再生可能エネルギー100%の取組のドキュメンタリー映画「パワー・トゥ・ザ・ピープル」(上の動画参照)を上映。そして後半は、日本の再生エネルギーの第一人者である飯田哲也さんと、3.11後に自然エネルギーの協会を発足した佐藤邇右衛門さんのトークセッションが開催されました。
■佐渡だって100%エコ島になれる
なおイベント終了後に飯田さんに自己紹介をしたところ、「(アイマークが汲み取りしてる)し尿って、実はエネルギーに循環再生できるんですよ。福岡の大木町を参考にしてみてください」とのアドバイスをいただきました。大木町はし尿を発電に利用することで、バイオマスタウンとして認定されています。
現在、佐渡のし尿は非常に限られた範囲での再生利用にとどまっており、もし大木町の取り組みに倣うには、まず処理施設の増築が大前提です。佐渡の未来を豊かに、そしてエコフレンドリーにするためにも、一日も早い建替えが望まれます。
だって今まで出してた「ごみ」が「エネルギー」に変わるなんて、ちょっと頑張れば手が届く、素敵な未来じゃないですか!
Text & Pic: 伊藤耕平