佐渡の海は、沖縄の海と同じくらいの透明度がある。というのは有名な話ですが（たぶん）、果たしてその目と鼻の先にある加茂湖の水質はどうなっているのでしょうか？
そんな疑問に答えるべく、アイマーク環境は「伝統文化と環境福祉の専門学校」と共同で水質調査を行いました。
水質を図る指標は数ありますが、今回はCOD（科学的酸素要求量）を測ります。この数値が高ければ高いほど、水質は悪化しているということです。
はてさて気になる結果はズバリ、「普通」でした。加茂湖には牡蠣をはじめ多種多様な生き物がいますので、キレイすぎてもよくありません。そういう意味では、なかなか良い結果と言えるのではないでしょうか。
ただし、我々人間がちょっと油断をすると水質は簡単に変わってしまいますし、加茂湖にウナギがいた時代もあるのですから、今後も排出水には一層注意しなければいけません。
そうすれば、いつか加茂湖のウナギが食べれる日が来るかも？
Text: 伊藤耕平
Pics: 伊藤ゆうき
