アイマーク環境の社員の1割超が障がい者ですが、果たして私達は彼らにとって、本当に最適な労働環境を提供しきれているのでしょうか? もっと彼らが輝き、もっとお互いがWIN-WINな関係になれる方法はないのでしょうか?
そんな疑問の答えを探しに、島根県松江市の「アースサポート株式会社」を見学してきました。
アースサポート株式会社(以下:アースサポート)の本業は、アイマーク環境とちょっと似ている廃棄物の収集運搬業。しかし、アースサポートとNPO法人「あすのひかり」との連携は、アイマーク環境よりはるかに先進的です。
廃棄物や有価物を回収するまでがアースサポートの仕事で、それ以降の処理はあすのひかりが担当します。
(↑生ごみから肥料を作ったり、PCを分解したり、ゴミを分別したり… 様々な業務に携わる障がい者の方達)
運搬&処理を分業することで、アースサポートは本業に専念でき、あすのひかりは安定した収入を得ることができます。
NPO団体の収益といえばパンや小物の販売がメジャー(?)です。しかし、本例のように同じ仕事が定期的に入ってくる方が、障がい者の方達にとってもやり易いのではないでしょうか?
アイマーク環境がすぐに進めれるような案件ではありませんが、将来を見据え、大いに参考にしたいと思います。
Text & Pics: 伊藤耕平